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TOWA and More! -toi et moi-

Mダックスのりく♂&とわ♀、まさき&アロ(ゆうき)の二人の息子に翻弄される母の毎日をお伝えします。

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millecreape

Author:millecreape
子育て嫌いの母ですが、みんなに支えられてなんとか頑張ってます。
長男りく(M.ダックス♂)と次男まさき、長女とわ(Mダックス♀),
そして2008年8月に生まれた3男アロ(ゆうき)に翻弄される生活の一部、育児の話を思うままにつづっていきたいと思います
最近は幼稚園のお弁当の写真がおおいかな?

2005年の6月から2006年3月までのブログはこちら
http://yaplog.jp/millecreape117/

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2009.01
16
Category : Masaki&Allo
我が家から幼稚園までは車で20分くらい。
駅2つ分あります。

幼稚園からの帰り道、
車の中でまさきが
「今日、幼稚園のお庭で大きな貝殻を見つけた子がいて、
ボクも見つけたかったんだけど、見つけられなかった」
(↑要約してあります、もっといろんなことを言ってた)
と言って、
「この辺に公園があって、そこにはたくさんの貝殻があるから、
そこに行ってみよう」と。

ちょうどそのあたりは幼稚園と家の中間地点あたり、
家から車で10分~15分くらいのところ。
「じゃあ、家に帰ったら公園に行って貝殻を探そうね」と言ったのですが
私は近所の公園に行くつもりで。
「じゃあ、(折りたたみ)椅子ももっていこう、そこにりくととわを繋げばいいね」と。

家に帰って、カバンを片付けて、
さあ、公園に行こうか、と出発。

・・・・そしたら・・・本気でさっきの場所まで行くつもりらしい・・・

「え?すっごいたくさん歩くよ?大丈夫?」と言っても
「うん、キックボードだし。」と。

折りたたみ椅子2脚をキックボードにぶら下げて
ひたすらに先にすすむまさき・・・・
こうなったらついて行くしかないね・・・・

どのくらい時間がかかるんだろう?
帰り道にもう疲れた、と言ったらどうしようか?
犬も連れているから電車やタクシーには乗れないし、
最悪、まさきをベビーカーに乗せて、
アロくんをスリングで抱いて帰るのか・・・・と
悶々と考えながらひたすらに歩く・・・

毎日車で通っている道をちゃんと覚えていて
車に気をつけながら、信号も守ってひたすらに歩く

折りたたみ椅子は重くてバランスも悪くて
何回も倒れて、段差につまづいて、それでも泣き言一つ言わずに歩く。
09011506.jpg

途中、駅の近くは歩道もなくて、車がすぐそばを走ります。

初めてのおつかいのスタッフ気分・・・・。

途中で「もうちょっと?」「あとどのくらい?」と聞くので
「まだまだ」「あと半分くらいかな?」と返事。

正直、たどり着く前に「もう疲れた」とか「もう帰る」とか
「重いから持って」とか言うと思っていました。
この辺はとてもアップダウンが激しくて
目的の場所までは何個も坂を上ったり下ったりしなくてはなりません
きっと目的のところまではたどり着けないだろう、
でもとりあえず本人があきらめるまでは着いていこう、
そのくらいの気持ちでした。

でも・・・・・
幾つも坂をこえて、あと右に曲がって、まっすぐ、
という所まで来たら
私も「本当にたどり着くかもしれない」そんな気持ちになりました。
そして、泣き言一つ言わずに目的の場所付近に到着。
家を出てから1時間半、経っていました。
(本当は2時間くらいを想定していたのですが)
09011507.jpg
着いたよ~!

隣の市(実は東京都)の体育館で椅子を広げて
砂を掘って(最初の目的の貝殻探しは忘れてなかった!)
余りの寒さに「もう帰ろう・・・・」と言ってしまい・・・
「じゃあ、他の公園に行ってもいい?」と言われて
おいおい、どんだけ元気なんだ??

とりあえず、来た道を帰ります。

4時近くになってきて、日もかげって風が冷たくなってきました。

だんだんペースが落ちてきたまさきが
「てが冷たくて痛いよう・・・・」と。
私の手袋とマフラーを貸して、再び出発。

しばらくするとやっぱり疲れてきたのか
「足がじんじんする・・・・」(そりゃあそうだ)
キックボードが段差にとられて転倒。
「もう疲れたよぅ・・・」と半泣き。

「じゃあ、椅子、持ってあげるから、がんばろう。」
帰り道は1個ずつ持っていたのですが、さすがに見かねたので
ベビーカーに2つともかける事にしました

途中にある公園を通り過ぎた時に
公園にある遊具をみて
「あれでちょっと遊びたい・・・」
というので
アロくんもお腹が空いて泣いていたので
遊具で遊んでいる間、アロくんはおっぱいタイム。
・・・・寒風吹きすさぶなかで授乳しました(泣)

偶然カバンに入っていたいちごみるくの飴を見つけたので
まさきはそれを食べてちょっと元気回復!
カバンには飴必須ですねえ・・・持っててよかった。
きっとおいしく感じたんだろうなあ。

家の最寄り駅近くに来たころには
だいぶ薄暗くなっていたのですが
すれ違う女の子がなぜかまさきに手を振ってて。
「知ってる子?」と聞いたら
「○○ちゃん。」と。
「幼稚園のお友達。」と。

びっくり~!
ウチの幼稚園は駅二つ離れているので
近所に同じ幼稚園のお友達に会った事がなかったの!
その後ももう一人同じ幼稚園のお友達に会って
少しお話しすることができました。
うれしい偶然に足取りも軽くなり、
後は家までの距離が短く感じました。

家に着いたら5時30分。
2時くらいに家を出発したのだから3時間以上も
ひたすらに歩いていたわけです。
あわててお風呂を沸かして、ご飯を作って
冷え切った体を温めたのでした。

まさきに付いてひたすら歩いている間、
思っていたことは、
子供の時って、隣の駅くらいでも
知らない場所にきて歩くってことが
すごく冒険に感じたよなあ、ということ。

きっといつもは車で通っている道を自分で歩いてみて、
すごく違う風景に見えただろうし、
いつもは見えなかったものをたくさん見ているんだろうな。
街路樹の切り倒されたところ、とか、
もう使われていないガレージとか、
いろいろ見つめていたもの。

いつかもう少し大人になって、
ああ、この道をお母さんと一緒に一生懸命歩いたっけな、
なんであんなに大冒険したような気持ちになったんだろう、と
懐かしく思い出してくれるといいな、
と思ったのでした。
いちごみるくの味とともに。

「そんなところ、遠いから歩いていけないわ」と
断ってしまえば、寒い思いをしていかなくて済んだと思う。
でも、きっとそれじゃあ、何も残らない。
結局行った先には何にもなかった、
貝殻も見つからなかった、
でも、無駄じゃなかった、
そう思いたい。

ただひたすらに歩いた3時間、
目に見える収穫は、何もないけれど、
きっとまさきの心の中には
目に見えない何かが残ったと思う。

だって、
大切なものは、目に見えないんだよ。
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Comment

非公開コメント

なんか、じーんときちゃったよ。

目頭があつい??

まっきーの心にいつまでも残る出来事だねぇ。

がんばった!(母もね♪)

]すごーい、3時間も歩くなんて!

それにちゃんと付き合ってあげたママも素敵v-352
そうですよね、きっと心に残るはずv-398

>めいりん
いやあ、がんばったよ、母。
まさきはホント、根性あるんだよね。。
いつかスポーツとか始めたら、
結構熱中しそうな感じ。
スポーツ選手を目指したりしたらどうしよう、
と今から心配(笑)。
スポーツは怪我が多いからさ・・・・

>悠樹ママさん
3時間、大人でもめったに歩かないですよね
ホント、よく頑張ったなあ、と。
いちごみるく、一つしかなくて残念。
わたしも食べたかった!

長旅だったね。しかも歩きっぱなし、、、

そんな一日、いつか子供が思い出せる日があるかね~
あのときあ~だった、こ~だったとか。

大変だったと思うけど、感動したよ。

いつかまたいちごミルクの飴を口にしたとき、
この日を思い出すんだろうね~~~。

感動をありがとう!!!

>なんちち
大人の足でも3時間って長いのに
子供にとってはどれだけ長く感じたんだろう?
でも、意外と一生懸命で早く感じたのかも
しれないねえ。
いつか思い出してくれるといいな、と
思ってます。
そのころ、私は忘れちゃってたりしてね(笑)